ケース素材、ムーブメントの仕上げなど“特別感満載”の1本
1845年、ドイツ・ザクセンで時計工房を設立したフェルディナント・アドルフ・ランゲ。それから175周年を記念する限定モデル「1815ラトラパント・ハニーゴールド“F.A.ランゲへのオマージュ”」が発表された。
新作はその名のとおり、ラトラパンテ・クロノグラフ。1分までのラップタイムを何度も計測可能なラトラパンテは、10時位置のボタンで操作。タキメータースケール、12時位置に30分積算計、6時位置に秒針を装備する。ケース素材は、蜂蜜のようなやわらかい色合いの18Kハニーゴールド。その硬度はプラチナの約2倍で傷つきにくいのが特徴。深みあるブラック文字盤はシルバー無垢。さらにピンクゴールド製の時・分・秒針、ホワイトゴールド製の30分積算計針と“黒×金”の仕上げが非常に美しく艶っぽい。
ムーブメントは、新たに開発された手巻きのキャリバーL101.2を搭載。2つのコラムホイールを用いてタイムおよびラップタイムの計測を制御。手作業で組み立てられたこちらのムーブメントのパーツ数は、なんと365個。線彫り模様、光沢研磨された面取り、グレイン仕上げが施された受け部分など、外装同様美しい、の一言に尽きる。テンプ受けとクロノグラフ受けの手彫りのエングレービング、受けに刻まれた文字にはブラックロディウム加工が施され、立体感を醸し出している。まさにアニバーサリーモデルにふさわしい仕上がりとなっている。
ゼンマイを完全に巻き上げた状態で約58時間のパワーリザーブを誇るキャリバーL101.2。
1815ラトラパント・ハニーゴールド“F.A.ランゲへのオマージュ”/手巻き。径41.2mm。18Kハニーゴールドケース。レザーストラップ(18Kハニーゴールド製ピンバックル)。約58時間パワーリザーブ。世界限定100本。ブティック限定販売。1475万円(税別予価)。11月発売予定。